Little Nemo

1983年、パリで結成されたフランスのバンド。バンド名の由来は1905年~1913年ころにニューヨークヘラルド紙、ニューヨーク・アメリカン紙に連載されていた漫画『夢の国のリトル・ニモ』 (“Little Nemo in Slumberland”)。私がこのバンドを知ったのは2000年以降で、ごく最近。同じフランスのバンドMulti Opera Steelのアルバムをレコードレーベル「infrastition」から購入するときに同時にこのバンドのアルバムも購入したのがきっかけ。Little Nemoの音楽はギター、シンセをベースにした80年代イギリスNew Wave, ギターポップに通じるメロディアスで、かなり完成度が高いもの。あえて比較するならば、The Monochrome Set、私はThe Monochrome Setも好きだが、Little Nemoはそれ以上に好きである。The Monochrome Setより切なく、抒情的なLittle Nemoは何度聞いても飽きない。また、2013年には、約20年ぶりに新作「Out Of The Blue」がリリースされる。20年のブランクもまったく感じないほど、内容の素晴らしいアルバム。

メンバー
Olivier Champeau(vocals, keyboards), Vincent Legallo(vocals, guitar, bass), Nicolas Dufaure(bass, guitar, vocals), Ronan Le Sergent (keyboards, piano, organ), Yves Charreire(drums), Georges Remiet(guitar)