Mecano
80年代初頭のオランダNEW WAVE最高峰のバンド。JOY DIVISIONのIan Curtisが生きていたなら、JOY DIVISIONが到達しただろうと思われる音楽だと、雑誌FOOL’s MATEに紹介されていたMECANO。最近もライブ活動が行われている模様。YouTubeに最近のライブ映像がアップされています。メンバーのサイドプロジェクト「Zilveren Eeuw」のCDアルバムをネットでオランダから直接購入した時、Dirk PolakはCDジャケットに直筆サインをしてくれました。
８０年代オランダ・ニューウェイヴ・シーンをリードしてきた驚異のグループ、メカノが７０年代末に結成されたいきさつには、なかなか伝説的なエピソードが伴っていた。それは1977年頃のことにさかのぼるが、リーダーであるDirk Polakが、ある日、古本屋で一冊の本を見つけ出したことから始まる。そしてそこには、「Meccano」と名付けられた組み立て式玩具のことが書かれてあった。それによると、「Meccano」とは、1901年に発明された、鉄板製の組み立て式玩具のことで、1950年代には、かなりヨーロッパ全土でポピュラーなおもちゃとして人気があったものだという。このことにインスパイアされたDirk Polakは、それから「メカノ絵画」と題したメカノ製玩具が登場する幾つかの絵画を描き始めている。また、そこには、必ずタイトルがつけられ、言葉のもつ要素が重要視されることになる。そして、Dirk Polakは、その絵画を基にして、バンド「Mecano」を1978年頃結成している。また、同時にTorsoレーベルもスタートさせ、彼らの本格的活動が始められた。
メンバー
Cor Bolten, Dante’s Inferno, Dick Polak, Pieter Kooyman, Reinier Rietveld, Theo Bolten, Ton Lebbink
